BROADCAST / LIVE PRODUCTION

映像伝送装置を、選ばない。通信基盤そのものを、冗長化する。映像伝送装置を、選ばない。通信基盤そのものを、冗長化する。

既存の映像機器や放送用PCはそのまま。複数キャリア・複数回線で、中継・取材・リモートプロダクションを支えるIP通信を冗長化します。

衛星アンテナと機材室を備えた放送中継車
LIVE PRODUCTION / FIELD CONTRIBUTION映像・データ・制御を運ぶ共通IP基盤
01 / REGISTERED3 SIM3回線同時登録
02 / TRANSPORT2 ACTIVE独立した5G通信経路
03 / OUTPUT10GbERJ-45 / SFP+ / LAN
CHOOSE YOUR ENVIRONMENT

どこで止めたくないか。3つの導入構成から選ぶ。どこで止めたくないか。3つの導入構成から選ぶ。

中継・取材現場、放送用PC、放送局のサーバー設備。それぞれの既存ワークフローを活かしながら、通信経路を追加・冗長化します。

01 / BROADCAST TRANSPORT LANDSCAPE

専用映像伝送システムと、 汎用IP通信基盤という選択肢。専用映像伝送システムと、汎用IP通信基盤という選択肢。

LiveU、TVU One、Dejero EnGo、Haivision Proなどに代表されるセルラーボンディング装置は、映像エンコードと複数回線伝送を一体化した専用システムです。一方IDYは、映像伝送機器を限定せず、通信部分を冗長化基盤として設計します。

A / DEDICATED SYSTEM
一般的な専用セルラーボンディング送信機と受信機の生成イメージ
生成イメージ/特定メーカーの製品ではありません
CAMERA専用送信機専用クラウド・受信機

映像処理と回線伝送を一体化

FPU、モバイル中継装置、セルラーボンディング送信機など、映像伝送専用のワークフロー。

FPULiveUTVU OneDejero EnGoHaivision Pro
B / RESILIENT IP FOUNDATION
iR800B-107+iS201B-102
ACTUAL IDY PRODUCTS / iR800B-107 + iS201B-102
映像機器・PCiR800B + iS201B任意のIP宛先

通信レイヤーを、放送設備から独立して冗長化通信レイヤーを、放送設備から独立して冗長化

既存エンコーダーや放送用PCはそのまま。映像以外のIP通信にも使える共通基盤。

SRTRISTRTP10GbEMULTI-CARRIER

※ 記載された製品名・サービス名は各社の商標または登録商標です。本ページは方式の違いを説明するもので、他社製品との直接的な性能比較を目的としていません。

02 / CURRENT WORKFLOW → IDY WORKFLOW

映像伝送機器を限定せず、 通信部分をIDYの冗長化基盤へ。映像伝送機器を限定せず、通信部分をIDYの冗長化基盤へ。

カメラ、エンコーダー、SRT/RIST対応機器、放送用PC。既存ワークフローの映像処理を活かし、その先のWAN回線を二重化します。

CURRENT / DEDICATED専用システム中心
01CAMERASDI / HDMI
02専用送信機ENCODE + WAN
03ベンダークラウドRECEIVER
04放送局VIDEO

映像処理、回線契約、受信設備、運用が専用システムにまとまる構成。

IDY / OPEN IP通信基盤中心
01既存映像機器ENCODER / PC
02iR800B + iS201B2 ACTIVE
03任意のIP宛先CLOUD / VPN
04放送局VIDEO + DATA

エンコーダーを選ばず、映像・音声・制御・業務データのWAN通信を共通化。

放送現場で得られる、4つの実務メリット。放送現場で得られる、4つの実務メリット。
01 / RETAIN

映像設備を替えず、回線から強化

既存のエンコーダー、デコーダー、放送用PCを活かし、WAN側だけを独立して更新できます。

既存ワークフローを維持
02 / ACTIVE

障害前から、2経路を使う

通常時から異なる2つの5G通信デバイスをActive化。3つ目のSIMも基地局登録状態で待機します。

単一キャリア依存を低減
03 / HANDOFF

標準IPで、既存設備へ渡す

冗長化した通信をiR800Bの10GbE、SFP+、1GbE LANから、選定した放送設備へ接続できます。

専用受信機だけに閉じない
04 / COMMON

映像以外の通信も、同じ設計へ

リターン、インカム、タリー、制御、素材転送、監視まで、共通の冗長化方針で設計できます。

回線設計を共通化
03 / iR800B-107 + iS201B-102

IDYが培ってきた産業用通信技術を結集した、 3 SIM・3回線同時登録・2 Active構成。IDYが培ってきた産業用通信技術を結集した、3 SIM・3回線同時登録・2 Active構成。

iR800B-107の内蔵5G通信デバイスと、USB接続した独立5GモデムiS201B-102を同時にActive化。さらに別のSIMを基地局登録状態で待機させ、異なるキャリアを組み合わせた通信経路を構成します。

LIVE LINK STATE / NORMAL OPERATION3 REGISTERED · 2 ACTIVE
SIM A / iR800B INTERNALCARRIER AREGISTERED / ACTIVE
SIM B / iR800B INTERNALCARRIER BREGISTERED / STANDBY
SIM C / iS201B-102CARRIER CREGISTERED / ACTIVE
ACTIVE PATH CiS201B-102iS201B-102INDEPENDENT 5G DEVICE
USB 3.2DATA + BUS POWER
ACTIVE PATH A + STANDBY BiR800B-107iR800B-107INTERNAL 5G × 1 / DUAL SIM
ROUTINGLINK DISTRIBUTIONRECOVERY CONTROL
PHYSICAL DATA PATH / WIRED OUTPUT

最後は、iR800Bの有線インターフェースから。

iS201Bの5G通信はUSB 3.2でiR800Bへ入り、内蔵5G回線とともにルーティング・負荷分散・復旧制御の対象になります。冗長化されたIP通信は、背面の10GbE RJ-45、SFP+、1GbE LANから既存の放送設備へ接続できます。

iR800B背面の有線インターフェース
10GbE RJ-45SFP+1GbE LAN
ACTIVE PATH AiR800B 内蔵5GACTIVE PATH CiS201B → USB 3.2
iR800B10GbE / SFP+ / LAN放送設備
04 / LINK RESILIENCE

1回線が揺らいでも、 伝送を一つの経路に戻さない。1回線が揺らいでも、伝送を一つの経路に戻さない。

通常時から2回線をActiveで使用し、もう1回線を登録済みの待機経路として確保。単一回線だけに依存しない状態を維持します。

01 / NORMAL

2 ACTIVE + 1 STANDBY

SIM A / ACTIVESIM B / STANDBYSIM C / ACTIVE

異なる2つの5G通信デバイスを通常時から利用。

02 / LINK DEGRADATION

PATH A DEGRADED

SIM A / DEGRADEDSIM B / READYSIM C / ACTIVE

回線品質低下・キャリア障害・電波環境変化を検知。

03 / RECOVERY

ALTERNATIVE PATH

SIM A / ISOLATEDSIM B / ACTIVESIM C / ACTIVE

登録済みの代替回線を使い、経路の選択肢を維持。

※ 実際の負荷分散、フェイルオーバー、セッション継続の動作は、ネットワーク設計、ルーティング方式、使用する映像伝送プロトコルおよび上位アプリケーションの構成により異なります。

TECHNICAL BOUNDARY

「2 Active」と「ボンディング」を、分けて考える。

IDYは複数の独立した通信経路を用意します。その経路をどう使うかは、目的と上位システムに合わせて設計します。

012 ACTIVE

2つの通信デバイスを通常時から利用可能な状態にする構成。

02負荷分散

通信や宛先ごとに、利用する回線を振り分ける方式。

03フェイルオーバー

障害を検知した際、別の利用可能な経路へ切り替える方式。

04 / APPLICATION LAYERボンディング/マルチパス

複数経路を同一通信に使う方式。対応アプリケーションや対向サーバーとの組み合わせで実現します。

05 / SDI → IP → RESILIENT TRANSPORT

SDIをIP化する。 そして、そのIP通信を止めない。SDIをIP化する。そして、そのIP通信を止めない。

SDI/IP変換と、IP通信の冗長化は別のレイヤーです。既存のエンコーダーやゲートウェイで映像をIP化し、SRT・RIST・RTPなどのストリームをIDYの複数回線基盤で運びます。

ACTUAL IDY CONFIGURATIONiR800B-107 + iS201B-102
iR800B-107
MAIN EDGE GATEWAYiR800B-107INTERNAL 5G / DUAL SIM
USB 3.2データ+給電
iS201B-102
INDEPENDENT 5G DEVICEiS201B-102EXTERNAL 5G / SIM
REGISTERED3 SIM異なるキャリアを構成
NORMAL OPERATION2 ACTIVE独立した5G通信経路
WIRED HANDOFF10GbE / SFP+ / LAN既存放送設備へ接続
VIDEO PROCESSING映像をIPストリームへ変換
01 / CAMERA

SDI

02 / ENCODER

SDI → IP

03 / IP STREAM

SRT / RIST / RTP

ここから先のIP通信を冗長化
NETWORK TRANSPORT2本のActive回線でIPを搬送
04 / EDGE

iR800B + iS201B

05 / MOBILE WAN

2 ACTIVE

06 / OUTPUT

10GbE / SFP+ / LAN

07 / DESTINATION

STATION / CLOUD

WAN / PUBLIC NETWORK

SRT / RIST

圧縮映像をインターネットやモバイル回線で伝送する構成に。

FACILITY IP

SMPTE ST 2110

局内の管理されたIP映像基盤と、外部回線の冗長化を役割分担。

PATH DIVERSITY

SMPTE ST 2022-7

対応する送受信機器と組み合わせる際に、異なるネットワーク経路を用意。

※ iR800BはSDIエンコーダーやST 2022-7送受信機そのものではありません。映像処理・シームレスプロテクションは対応機器が担い、IDYはその下のIP通信経路を構成します。

06 / PC-BASED PRODUCTION

PCに、複数の5G回線を追加する。PCに、複数の5G回線を追加する。

iS201BはUSB 3.2のデータ通信とUSBバスパワー給電に対応。放送用PCへ2台、3台と接続すれば、それぞれを独立した5G回線として利用できます。有線LANやWi-Fiも含め、アプリケーションに合わせたマルチパス構成が可能です。

BROADCAST PC / PATH TERMINATION
有線・Wi-Fi・USB 5GをPCへ集約
放送用アプリケーション
ROUTINGBONDINGFAILOVER

有線・Wi-Fi・iS201Bによる複数の5G回線をPCに入力し、放送用アプリケーションまたはOSで選択・束ねる。

※ 複数のiS201Bは独立した通信経路を提供します。回線の束ね方、優先制御、フェイルオーバー、セッション継続は、OSのルーティング設定、映像伝送アプリケーション、またはボンディングソフトウェアの仕様に依存します。

07 / CUSTOM ENGINEERING / DEVELOPMENT EXAMPLE

中継現場だけではない。 放送局のサーバー通信にも、無線というバックアップを。中継現場だけではない。放送局のサーバー通信にも、無線というバックアップを。

2021年12月24日、IDYはサーバーのバックアップ回線と有線回線の無線化を想定した、ラックマウント型5Gエッジゲートウェイを発表しました。iR730Bを2台収容し、Windows上でアプリケーションも実装できる固定式システムです。

1U / DUAL 5GANNOUNCED 2021.12.24過去の開発例・標準カタログ製品ではありません
IDYが開発したデュアル5Gラックマウントシステム前面
FRONT / SERVER + DUAL 5G NR
デュアル5Gラックマウントシステム背面
REAR / NETWORK + RF INTERFACES
SOURCE / IDY PRESS RELEASE · 2021.12.24
DUAL 5GiR730B × 2独立した5G通信機能
PROCESSORIntel Core i5-1135G7第11世代 Core プロセッサー
NETWORK2.5GbE ×2 / GbE ×4サーバー・放送設備への有線接続
OS / APPLICATIONWindows 10 / 11 64-bit用途に応じたアプリケーション実装に対応
MEMORY / STORAGEDDR4 8GB / SSD 256GB発表時の搭載仕様
LOCAL I/OUSB-A ×2 / USB-C ×2USB 3.1 Gen2 / HDMI 2.0a
BROADCAST SERVER収録・監視・配信・素材転送
PRIMARY固定回線BACKUP5G / LTE

放送局で想定できる実用価値

FIXED-LINE BACKUP同じラック内に、無線の代替経路

固定回線の障害や工事時に備え、サーバー通信の代替経路を設備内へ組み込めます。

LOCAL APPLICATION通信制御を、サーバーと一体化

監視・経路制御など、用途に応じたWindowsアプリケーションを同一1U内へ実装できます。

HIGH-SPEED HANDOFF既存のIP設備へ、そのまま接続

2.5GbE×2とGbE×4を使い、収録・監視・配信・素材転送系へ接続できます。

※ 写真・仕様は2021年12月24日発表時点の開発例です。現行の標準カタログ製品ではありません。実際の構成には、要件、法令、認証、回線、使用環境に応じた個別設計・評価が必要です。

08 / BROADCAST OPERATIONS DASHBOARD

複数回線を、見える運用へ。複数回線を、見える運用へ。

回線状態、Active Link、パケットロス、遅延、デバイス状態を一つの画面で監視。障害の発生と復旧を把握し、現場と運用センターの判断を支えます。

2 ACTIVE LINKS3 REGISTERED SIMS24h MONITORING
ダッシュボードを見る
IDY放送運用ダッシュボードの画面
09 / ONE CONNECTIVITY FOUNDATION

映像だけではない。 放送現場のIP通信を、一つの基盤で。映像だけではない。放送現場のIP通信を、一つの基盤で。

ライブ映像の上り回線に加え、リターン映像、インカム、タリー、カメラ制御、素材転送、監視、業務通信まで。放送設備を支える共通の通信基盤として展開できます。

01LIVE VIDEO

ライブ映像・ニュース中継

02RETURN FEED

リターン映像・音声

03INTERCOM

インカム・連絡系

04TALLY / CONTROL

タリー・カメラ制御

05FILE TRANSFER

素材・プロキシ転送

06MONITORING

設備監視・遠隔保守

CORE PRODUCTS

放送設備の外側に、止まりにくい通信を。

既存設備を入れ替える前に、通信経路から見直せる可能性があります。

iR800B5G EDGE GATEWAYiR800B製品を見るiS201B5G USB MODEMiS201B製品を見る
10 / BROADCAST CONNECTIVITY REVIEW

今ある放送設備から、止まりにくい構成を設計する。今ある放送設備から、止まりにくい構成を設計する。

現在の機器構成、利用場所、キャリア、映像プロトコル、必要帯域、障害時に維持したい通信をお聞かせください。製品を決める前の構成検討からご相談いただけます。

現在の機器利用場所使用回線映像方式必要帯域復旧条件